• WordPressの自動更新が止まったときは通知を待たず更新経路と公開画面を分けて確認する

WordPressの自動更新が止まったときは通知を待たず更新経路と公開画面を分けて確認する

公開日: 執筆:佐藤

WordPressの自動更新が止まった可能性があるときは、更新通知だけを待ちません。まず、現在のversion、更新を行う経路、hosting側が対応する範囲、公開pageが読めるかを分けて確かめます。自動更新に任せていたsiteほど、誰が管理画面を見て、誰が公開中の案内を確認し、問題があれば誰へ頼むかを決めておく必要があります。

WordPress 4.9.4は2月6日に公開されました。公式発表では、4.9.3に自動background updateを失敗させる重大なbugがあり、4.9.4へ進むにはDashboardまたはhostingのupdate toolから対応が必要になると案内しています。一方、顧客siteを自動で更新するmanaged hostingは通常どおり更新できる場合があります。自動更新に対応していることと、今回の更新が終わっていることは別です。 WordPress.org

自動更新の設定と今回の更新結果を分ける

WordPressが自動更新に対応していても、すべての更新が必ず同じ経路で終わるとは限りません。siteの管理者がDashboardから更新する場合、hostingの管理画面から更新する場合、managed hostingが代行する場合では、確認する場所と連絡先が違います。更新の仕組みを知っていることだけを、更新完了の証拠にしません。

最初に、管理画面で現在のWordPress versionを確認します。次に、更新を誰が実行する契約かを確認します。hostingが更新するsiteなら、hostingの案内や管理画面を見ます。制作会社が保守するsiteなら、連絡先と対応範囲を確認します。自社でDashboardを管理するsiteなら、更新を始めてよい時間と、問題が出たときに戻す人を決めます。

4.9.3を使っているsiteでは、画面が自動で変わるのを待つだけでは4.9.4へ進めない場合があります。だからといって、version番号を見つけた人がすぐ本番更新を始める必要はありません。公開中に受付や注文があるなら、更新の時間、確認するpage、連絡が取れる人を先にそろえます。更新作業は技術的な操作ですが、いつ行うかと何を守るかはsiteを運用する側の判断です。

更新を始める前に確認するURLを決める

手動更新が必要な場合も、管理画面を開いて更新buttonを押すだけで終えません。先に、更新前の公開画面を残します。会社siteならtop page、主なservice page、問い合わせpageを選びます。記事を出しているsiteなら、長い記事、画像やvideoを含む記事、検索から読まれやすい記事も加えます。

各URLで、title、本文、画像、menu、問い合わせへのlinkを確認します。formがあるなら、送信を試せる範囲で完了画面と受信先も確認します。通販や予約を扱うsiteでは、いきなり注文を確定させず、読者が受付へ進む前の画面が表示されるかを見ます。守るURLを決めずに更新すると、後から何が変わったかを比べられません。

この確認は、すべてのpageを同じ日に開くための一覧ではありません。事業で止めにくい入口を選ぶためのものです。更新後に問題が出た場合も、最初からsite全体を調べず、更新前に残したURLから比べられます。確認範囲を狭く決める方が、実際に確認されない長いlistより役に立ちます。

Dashboardの更新とhostingの対応を混ぜない

WordPress.orgは、4.9.4への更新をDashboardのUpdates画面から行う方法と、hostingのupdate toolを使う方法を案内しています。どちらを使うかは、siteを置いている環境と保守の約束で決まります。Dashboardで操作できるからといって、hostingのbackup、server設定、cacheを誰が管理するかまで同じ人が担当するとは限りません。

制作会社へ頼む場合は、現在のversion、hosting名、管理画面へ入れる人、更新してよい時間、確認するURL、問題時の連絡先を渡します。制作側はWordPress本体、theme、plugin、serverを調べます。siteを運用する側は、更新中に受付を止めるか、掲載中の情報が正しいか、誰が公開画面を承認するかを決めます。依頼を短くしても、この分担を省かない方が作業は早くなります。

hostingが自動で更新したと知らせた場合も、管理画面のversionと公開pageを確認します。反対に、Dashboardで更新した場合も、hostingが提供するcacheやsecurity機能が影響していないかを必要に応じて確認します。更新の経路は一つでも、読者が見るsiteは複数の設定に支えられています。

更新後はversionだけでなく使う操作を確認する

更新後に最初に見るのは、WordPress versionの表示です。続けて、更新前に選んだURLを開きます。管理画面では短い下書きを保存できるか、必要なら画像を追加できるかを確認します。公開側ではtitle、本文、menu、form、電話linkが読めるかを見ます。管理画面の更新が成功したことと、読者の画面が使えることは別です。

問題を見つけたら、すぐに複数のpluginやthemeを停止しません。対象URL、操作、表示された状態、更新した経路を記録します。たとえば問い合わせpageが開かないなら、URL、browser、formのどこで止まるかを残します。制作側はその情報から、WordPress本体、theme、plugin、serverのどこを調べるか決められます。

自動更新が止まったときに必要なのは、自動化を信用しないことではありません。どの経路で更新されるかを知り、今回のversionが実際に更新されたかを確かめ、公開中の入口を確認することです。通知だけで完了にせず、管理画面と読者の画面を分けて見れば、更新が必要なときも慌てずに対応できます。

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