• 動画pageのVideoObjectは画像検索のbadgeを狙う前に動画の内容と再生先を本文へそろえる

動画pageのVideoObjectは画像検索のbadgeを狙う前に動画の内容と再生先を本文へそろえる

公開日: 執筆:佐藤

動画pageへVideoObjectの構造化dataを付けるときは、画像検索のbadgeを出すことを先の目的にしません。動画を見たい人が、何の動画か、どこで再生できるか、本文で何を補足しているかを分かるようにするのが先です。markupは公開pageにある内容を整理して伝えるために使います。値だけを増やしても、動画が読者に役立つpageになるわけではありません。

Googleは8月1日、mobileのImage Searchでrecipe、video、product、GIFに関するbadgeを画像thumbnailへ表示することを案内しました。video pageではVideo markupを使うよう示し、Structured Data Testing Toolでerrorがないことを確認できると案内しています。同時に、badgeが常に表示されることは保証していません。markupの検査に通ることと、検索結果での表示を約束することを分けます。

動画そのものと紹介用の画像を分ける

video pageには、動画fileまたは動画service上の再生先と、pageで見せるthumbnail imageがあります。二つは役割が違います。thumbnailは、何の動画かを読者が選ぶ手掛かりです。動画は、実際に内容を見るためのものです。動画が再生できないのにthumbnailだけを置いても、読者は目的を果たせません。

説明用の仮例として、製品の手入れ方法を説明する短いvideoを考えます。pageには、動画の題名、内容の要約、再生時間、再生できない場合に読む手順、関連する製品pageを置きます。thumbnailには、手入れの対象が分かる場面を使います。文字だけで「動画あり」と書いても、何を見られるのかが分かりにくければ、再生buttonは押されません。

videoの題名と説明は、広告文のように短く飾るためだけにあるものではありません。動画を再生できない環境や、再生前に内容を比べたい人にも、何を扱うかを伝えます。動画内で説明する条件、必要な道具、注意点が重要なら、本文にも残します。動画の音声や画面だけへ必要な情報を閉じ込めません。

thumbnail imageと動画内容が食い違う場合もあります。古い製品の写真を使い、動画では新しい仕様を説明すると、読者は対象を取り違えます。画像を差し替えたときは、動画の題名、本文、markupも同じ内容を示すかを確認します。画像の更新と動画の更新を別に記録します。

markupは本文にない内容を作らない

VideoObjectの値は、pageにある動画の情報を検索engineへ伝える材料です。動画の題名、説明、thumbnail、再生先などを、公開pageと同じように扱います。pageの本文にない内容を、検索用の値としてだけ加えてはいけません。検索結果へ出したい言葉を先に決めるのではなく、動画で何を伝えているかを先に決めます。

たとえば、動画の題名が「手入れ方法」なのに、markupだけへ「最短で新品のように戻す」と書けば、読者が受け取る内容と違います。動画の内容を強く見せることと、実際に説明している範囲を越えることは別です。動画の結論、条件、扱わない範囲を本文で読めるようにします。

構造化dataを実装する人と、動画の内容を確認する人が違う場合もあります。制作側は、pageのURL、動画の再生先、thumbnail、markupの値を渡します。company側は、動画が今も公開してよいか、説明が古くないか、製品やserviceの条件と矛盾しないかを確認します。codeを付ける作業と、公開内容を決める仕事を混同しません。

動画を外部serviceへuploadしているなら、accountの管理も確認します。動画のURL、公開設定、削除できる人、説明を更新する人が分からなければ、pageだけを直しても再生先に古い内容が残ります。外部serviceへ置くことと、動画の所有や更新責任を外へ渡すことは別です。

test toolと公開画面を別に確認する

Structured Data Testing Toolでerrorがないことは、markupの形を確認する一つの手段です。しかし、公開pageで動画が再生できるか、thumbnailが読み込まれるか、本文のlinkが正しいかまでは別に見ます。test toolの結果を保存し、実際のbrowserでpageを開きます。

確認する順序は、次のように分けられます。

  1. 公開pageで動画の題名、本文、thumbnail、再生先を確認する。
  2. markupの値が公開内容と同じ範囲を示すかを確認する。
  3. testing toolでerrorを調べる。
  4. mobileの画面で、thumbnail、再生button、本文の順を確認する。

videoが外部siteで再生される場合は、linkを押したあとどこへ進むかも示します。別tabで開くなら、読者が元pageに戻る理由を考えます。再生先が変更された場合に、古いURLが残っていないかを確認します。markupが正しくても、link先が消えていれば動画pageとしては役に立ちません。

Googleは、recommended fieldを加えることでbadgeが表示される可能性が高まることがあると案内しています。ただし、どの画像へいつbadgeが出るかはsite側で決められません。検索結果の見え方を目的にvideoを作るのではなく、動画を見る人に必要な説明を作り、その内容をmarkupでそろえます。

動画を増やす前に更新できる範囲を決める

動画は、公開後に古くなります。手順、製品、価格、受付方法が変わったとき、動画だけが前の説明を残していないかを確認します。動画を撮り直せない場合は、本文へ更新した条件を書き、古い内容を見た人が次の案内へ進めるようにします。video pageの更新は、本文だけを直して終わる仕事ではありません。

最初の一手は、公開したいvideoを一つ選び、題名、内容の要約、thumbnail、再生先、更新する人を一行へ書くことです。その一行が作れなければ、markupを付ける前に公開内容を決めます。VideoObjectは、動画の代わりに説明するものではありません。

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