Index StatusはHTTP、HTTPS、www、サブディレクトリを確認済みサイトごとに分けて読む
公開日: 執筆:佐藤
GoogleウェブマスターツールのIndex Statusを見るときは、HTTPとHTTPS、wwwありとwwwなし、確認済みのサブディレクトリを同じ集計だと思わないことが重要です。3月から、これらの範囲ごとにインデックスされたURL数が表示されます。
グラフが3月9日前後で下がっていても、その数字だけでページがGoogleのインデックスから消えたとは判断できません。まず、別の確認済みサイトへ数字が分かれたかを調べます。
URLの違いごとに確認済みサイトを開く
Index Statusの集計範囲の変更により、次のURLは、別々に確認されていれば、それぞれのレポートを持ちます。
| 分ける要素 | URLの仮例 | 確認すること |
|---|---|---|
| プロトコル | http://example.com/とhttps://example.com/ |
HTTPSのURLがHTTP側の数字へ含まれていないか |
| ホスト名 | http://www.example.com/とhttp://example.com/ |
wwwありとwwwなしのどちらにURLがあるか |
| サブディレクトリ | https://example.com/shop/ |
その範囲を別に確認済みサイトとして登録しているか |
| サブドメイン | https://shop.example.com/ |
ルートのホスト名と混同していないか |
URLの文字列が少し違うだけに見えても、Index Statusでは集計範囲が変わります。見たい範囲をGoogleウェブマスターツールで個別に確認し、その範囲のレポートを開きます。
サブディレクトリの数字を上位サイトへ足さない
確認済みのサブディレクトリは、単独のIndex Statusを持ちます。ただし、同じプロトコルとホスト名にある上位の確認済みサイトにも、そのサブディレクトリのデータが含まれます。
たとえば、https://example.com/のレポートに/shop/が含まれ、https://example.com/shop/にも同じ範囲のレポートがある場合、二つを足すと重複します。サブディレクトリのレポートは、その部分だけを切り出して変化を見るために使います。
比較する前に、二つの数字が独立した範囲か、包含関係にある範囲かを確認します。合計値を作ることより、同じ範囲の推移を継続して見ることを優先します。
3月9日のUpdateはレポートの変更として読む
Index Statusのグラフには、3月9日の位置へUpdateが表示されます。この更新は、GoogleがURLをインデックスする方法を変えたものではありません。Googleウェブマスターツールで表示するデータの分け方が変わりました。
たとえば、HTTP側のグラフが下がり、HTTPS側が上がっている場合は、両方を確認します。HTTP側の減少だけを見て、削除、noindex、クロール拒否が原因だと決めません。
レポートの分割で説明できない減少が続く場合に、個別URL、HTTP応答、robots meta tag、robots.txt、canonical、XMLサイトマップを調べます。Index Statusはサイト範囲の集計であり、個別URLが減った理由までは示しません。
サイト確認とURL統一は別の作業にする
正しい数字を見るには、実際に使うURLの組合せを確認済みにします。wwwあり、wwwなし、HTTP、HTTPS、サブディレクトリ、サブドメインを使っているなら、それぞれの所有確認を行います。
ただし、Googleウェブマスターツールで確認済みにしても、URLは統一されません。優先するホスト名、canonical URL、301転送、内部リンク、XMLサイトマップは、サイト側でそろえます。サイト確認はレポートを見るための作業であり、URL統一の代わりではありません。
XMLサイトマップは、優先するサイトのURLを使い、対応する確認済みサイトから送ります。robots.txtもプロトコルとホスト名ごとに読み分けられるため、HTTP側のファイルだけを見てHTTPS側も同じだと判断しません。
最初の一手は、Index Statusを一つ開くことではありません。運用中のHTTP、HTTPS、wwwあり、wwwなし、サブドメイン、確認済みサブディレクトリを一行ずつ書き出します。その一覧とGoogleウェブマスターツールの確認済みサイトを照合してから、3月9日前後のグラフを比べます。
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