AdWordsのCallout Extensionsはリンクではない補足文としてSitelinksと分ける
公開日: 執筆:佐藤
AdWordsのCallout Extensionsは、検索広告へ商品やサービスの特徴を補う短い文章です。Callout自体はクリックできません。特定ページへ移動させるSitelinksと分け、広告の主な約束を補う情報だけを書きます。
たとえば、送料、受付時間、商品の条件を広告の近くで示すならCalloutの候補です。購入ページや問い合わせページへ移動させたいなら、Sitelinkを使います。
CalloutとSitelinkは読者に渡すものが違う
Googleは2014年9月3日、Callout Extensionsの提供開始を発表しました。CalloutはGoogleの検索広告へ追加する文章で、商品やサービスの具体的な情報を示します。
違いは、文言の形より、クリック後の行き先があるかどうかです。
| 機能 | 読者へ渡すもの | 使う場面 |
|---|---|---|
| Callout Extensions | クリックできない補足文 | 商品、サービス、対応条件の特徴を知らせる |
| Sitelinks | 特定ページへの追加リンク | 購入、問い合わせ、商品分類などのページへ案内する |
Calloutへ「お問い合わせ」と書いても、問い合わせページへのリンクにはなりません。移動先が必要な案内をCalloutへ置き換えないでください。
account、campaign、ad groupで文言の範囲を変える
Calloutは、account、campaign、ad groupへ追加できます。広い階層には多くの広告へ共通する内容を置き、狭い階層には特定の商品や検索語にだけ合う内容を置きます。
仮のオンラインショップなら、すべての商品へ適用する配送条件はaccount、靴だけの条件はcampaign、特定の靴だけの特徴はad groupという分け方が考えられます。ただし、実際に適用されない広告へ広いCalloutを出してはいけません。
Googleの公式Helpは、利用できる最も細かな階層のCalloutを広告へ使うと説明しています。ad groupへ設定した文言がある場合、上位のcampaignやaccountの文言を一緒に出すとは限りません。階層を増やす前に、どの広告へ共通する説明かを決めます。
Calloutは広告文とリンク先で確認できる内容にする
Calloutは、広告文へ入らなかった情報を無条件に並べる場所ではありません。次の三点を照合します。
- 対象となる広告と検索語に関係があるか
- 広告から移動するページで条件を確認できるか
- account、campaign、ad groupの範囲すべてへ適用できるか
「送料無料」と書くなら、対象地域、商品、注文条件をリンク先で確認できる必要があります。一部の商品だけが対象なら、accountへ広く設定せず、該当するcampaignかad groupへ絞ります。
短い文章へ条件を詰め込めない場合は、断定を弱めて意味をぼかすのではなく、そのCalloutを使わない判断も必要です。詳しい条件はリンク先へ置き、Sitelinkまたは広告本体から案内します。
登録と表示と成果を分けて確認する
Calloutは、Ad extensionsタブで管理、日程設定、レポート確認ができます。一つのCalloutは短い文章に限られ、広告へ表示される数にも限りがあります。登録した文言が、毎回すべて表示されるわけではありません。
提供は9月3日から順次始まり、全広告主へ行き渡るまで数週間かかると案内されています。管理画面に項目がない場合は、文言やcampaign構造を変える前に、対象accountへ機能が提供されたかを確認してください。
Calloutが表示されたことと、問い合わせや購入が増えたことも同じではありません。レポートでは、Calloutが表示された広告のclickやimpressionを確認できますが、Callout自体はクリックできません。広告見出しやSitelinkへのclickと混同しないようにします。
設定を外部へ委託しても、掲載する文言、その文言が適用される範囲、リンク先で確認できる条件は広告主が受け取ります。短い補足文でも、事実と異なれば広告全体の約束が崩れます。
最初の一手は、一つのcampaignにあるSitelinksと広告文を並べ、リンクではなく補足文として必要な情報を一つだけ選ぶことです。
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