Search Consoleの比較は検索クエリを増えたと結論する前に対象pageを固定する
公開日: 執筆:佐藤
Search Consoleで二つの期間を比べるときは、site全体の検索クエリを先に並べません。まず、一つのpageを選び、そのpageへ来る検索クエリと期間を比べます。site全体では増えているのに、問い合わせにつながるservice pageは減っていることがあります。反対に一つの記事が伸びただけで、事業の入口まで改善したと考えることもあります。
Googleは2月6日、新しいSearch ConsoleのPerformance reportでcompareとfilterを同じdialogueから使えるようにした経緯を案内しました。比較と絞り込みは、数字を増やして見るための機能ではありません。どのpage、どの検索クエリ、どの期間の変化を確認するかを決めるための機能です。 Google Search Central Blog
site全体の増減と一つのpageの変化を分ける
検索から来る人が増えたかを知りたいとき、site全体だけを見ると理由が混ざります。新しい記事が一つ読まれただけなのか、既存のservice pageが見つけられるようになったのか、季節の検索が増えたのかを区別できません。最初に見るpageを決めれば、そのpageの説明と検索クエリを結びつけて考えられます。
対象に向くのは、問い合わせ、予約、資料請求などの前に読まれるpageです。すべてのpageから一つを選べない場合は、同じserviceを説明するURLを二つまでに絞ります。似た内容を複数のURLへ分けているなら、どちらを正本として読ませたいかを先に決めます。filterは数字を都合よく小さくするためでなく、読者が入る入口を見失わないために使います。
たとえば、会社全体の検索は増えているのに、特定のservice pageだけが減っているとします。新しい記事が増えたことで全体の数字が上がっているだけかもしれません。service pageのURLをfilterし、そのpageへ来る検索クエリを比べれば、対象サービスに関する疑問が減ったのか、別のpageへ入口が移ったのかを調べられます。
compareの前に二つの期間を同じ条件へ寄せる
期間を比べる前に、何日分を見るかをそろえます。月初から月末までを見るなら、比べる側も同じ日数にします。休業、営業時間、広告の配信停止、価格変更、pageの公開日が違うなら、数字のそばに記録します。検索の増減を、siteの変更だけの結果と考えないためです。
前年の同じ月と比べる場合も、日付が同じだから条件まで同じとは限りません。前年はまだサービスを始めていない、今年は地域を広げた、問い合わせの受付を止めていた、といった違いがあれば、変化を一つの施策へ結びつけません。compareは答えを出す機能でなく、違いを見つけて確認する機能です。
短い期間を比べるときは、曜日の並びも確認します。平日の問い合わせが多いsiteで、片方に休日が多ければ、検索クエリやpageの変化だけでは説明できません。数字を細かく分けるほど、比較する条件も細かく書きます。記録がない数字は、次の月に見直しても意味を説明できません。
検索クエリはpageの本文が答えられるかを見る
対象pageをfilterした後に検索クエリを見ると、そのpageがどの疑問への入口になっているかを考えやすくなります。増えた語を見つけても、すぐに同じ語をtitleや本文へ繰り返し足しません。料金を知りたい人、対象地域を知りたい人、依頼できる条件を知りたい人では、必要な答えが違います。
増えた検索クエリを三つほど選び、実際に対象pageを開きます。その問いへ本文が答えているか、別のpageへ送るべきか、問い合わせへ進む条件が読めるかを確認します。本文に答えがないなら、検索クエリを飾りとして増やすのでなく、対象、費用、期間、依頼方法など、読者が判断できる説明を加えられるかを考えます。
減った検索クエリも、文章が足りないと決めません。検索した人の季節的な関心、サービスの受付状況、広告の変更、似たpageの公開を確認します。受けない仕事について検索が増えているなら、順位を上げることより、受付しない条件を分かるようにする方が必要な場合もあります。検索クエリと事業が受ける仕事を分けます。
filterとcompareの結果を一つの確認へつなぐ
比較のあとに行うのは、全pageの書き換えではありません。対象URLを一つ開き、次に確認する場所を一つ決めます。たとえば、検索クエリは増えたが問い合わせへのlinkが見つけにくいなら、本文とbuttonの順を見ます。検索クエリが減り、古いURLが残っているなら、内部linkやsitemapを確認します。数字は改修の範囲を広げる理由ではなく、確認するpageを選ぶ材料です。
制作会社へ依頼するときは、compareの画面だけを渡しません。対象URL、比べた期間、営業条件、増減した検索クエリ、確認してほしい場所を渡します。制作側はtitle、template、内部link、responseを調べられます。事業側は、現在も受けるサービス、本文に残す条件、問い合わせの扱いを決めます。数字を読む人と公開内容を決める人を分けても、同じURLを見れば判断を合わせやすくなります。
Search Consoleのcompareとfilterは、検索クエリの数を競うための機能ではありません。一つのpageを選び、同じ条件の期間を比べ、本文が読者の疑問へ答えているかを確かめます。その順序で使えば、site全体の数字に引かれず、次に直す場所を具体的に決められます。
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