• AdWordsのReview Extensionsは第三者の評価を引用し、引用元を示す

AdWordsのReview Extensionsは第三者の評価を引用し、引用元を示す

公開日: 執筆:佐藤

AdWordsのReview Extensionsへ、自社で考えた推薦文を載せてはいけません。信頼できる第三者が公表したレビュー、受賞、評価から、直接引用または意味を変えない要約を作り、引用元を示します。

掲載候補を見つけたら、広告文を書く前に、原文、掲載ページのURL、発行者、使用許可を確認してください。評価が好意的でも、出所を確認できない文や、意味を強く言い換えた文は候補から外します。

Review Extensionsは自社の広告文ではなく第三者評価を示す

Googleは2013年6月27日、検索広告へ第三者の評価を表示するReview Extensionsを発表しました。登録できる内容は、信頼できる第三者によるレビュー、受賞、評価です。

通常の広告文では、広告主が商品やサービスの特徴と約束を書きます。Review Extensionsでは、第三者が公表した評価を示します。文章が短いという共通点だけで、二つを同じ原稿として扱わないでください。

種類 書き手 根拠
広告文 広告主 商品、サービス、条件、リンク先ページ
Review Extensions 第三者による公表済み評価 引用元のレビュー、受賞記事、評価記事

自社サイトのお客様の声を、自社とは無関係な第三者の評価として提出することも避けます。掲載場所ではなく、誰が評価し、どこで公表したかを確認します。

直接引用と要約では確認する場所が違う

Review Extensionsでは、レビューからの直接引用か、要点の要約を提出できます。

直接引用では、原文を変えず、引用する範囲を確認します。文の途中を抜き出したために、条件や否定が消えていないかも読み直します。

要約では、短くしても評価の対象と強さを変えてはいけません。説明用の仮例で分けると、次のようになります。

原文の内容 不適切な要約 確認する理由
操作説明が分かりやすいと評価された 業界で最も優れたサービス 比較対象と最上級が原文にない
特定の部門で賞を受けた 会社全体が最高評価を受けた 評価対象の範囲が広がっている
一つの機能が便利だと紹介された すべての機能が高評価 一部の評価を全体へ変えている

短くすることと、強く見せることを分けます。意味を保てないなら、その一文は要約せず、別の評価を探します。

引用元と使用許可を提出前に記録する

Googleの公式発表は、Review Extensionsに表示する内容が標準のAdWordsポリシーへ従うことと、特定のレビューを広告で使う許可の確認が広告主の責任であることを示しています。

登録前の記録には、次の情報を残します。

  1. 発行者または評価した組織の名称
  2. 記事または評価ページの題名とURL
  3. 公表日と確認日
  4. 原文と、提出する直接引用または要約
  5. 広告で使える根拠と、確認した担当者

広告運用を外部へ委託する場合も、引用元と許可の記録は広告主が受け取ります。運用会社が登録できることと、広告主が第三者の文章を使えることは別の問題です。

登録と審査が終わっても毎回表示されるとは限らない

GoogleによるAd Extensionsの運用案内では、表示する広告表示オプションを、過去の実績、利用者の状況、検索結果で使える場所などからAdWordsが選びます。広告主が表示の優先順を固定することはできません。

Review Extensionsを登録し、審査を通過しても、検索のたびに表示される保証はありません。登録済みか、承認済みか、実際に表示されたかを分けて確認します。

表示されない日があっても、引用文を強くする理由にはなりません。第三者評価の意味と出所を守ることが先です。表示状況は、ほかの広告表示オプション、広告の位置、検索時の状況と合わせて確認します。

評価の強さより確認可能な出所を優先する

候補を選ぶときは、褒め方の強さではなく、第三者性、原文との一致、引用元へ到達できること、使用許可を優先します。出所を確認できない評価は、広告へ載せたあとも説明できません。

提出した記録には、キャンペーン、引用文、引用元URL、提出日、審査結果、変更担当を残します。引用元の記事が削除または変更された場合に、どのReview Extensionsを止めるべきか追える形にしてください。

最初の一手は、掲載候補を一件だけ選び、原文と提出文を左右へ並べることです。評価の対象、強さ、条件が変わっていないかを確認し、引用元と使用許可を記録してから登録します。

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