• AdWordsのAMP landing pagesは速度だけで選ばず広告の約束とconversionの入口をそろえる

AdWordsのAMP landing pagesは速度だけで選ばず広告の約束とconversionの入口をそろえる

公開日: 執筆:佐藤

AdWordsの検索広告からAMP landing pageへ送るときは、pageを速く見せることだけで採用を決めません。広告文で伝えた商品、service、条件、次にしてほしい行動を、AMP pageでも確かめられるようにします。問い合わせや注文を受けるなら、その入口と記録も先に確かめます。速く開くpageと、読者が必要な情報へ進めるpageは別に確認します。

Googleは、検索text adのclick先としてAMP landing pagesを使えるようにし、AdWordsの広告主へ順次広げると案内しています。広告のlanding page experienceはAd Rankと価格を決める要素の一つです。ただし、AMPを使えば広告の目的が自動で達成されるわけではありません。広告のclick先を替える作業と、広告が約束した内容をsiteで受け止める作業を分けます。

AMP pageを広告専用の短い案内にしない

検索広告を見てpageを開く人は、広告文に書かれた言葉の意味を確かめようとします。広告が「住宅の屋根修理」と伝えるなら、AMP pageには何を修理するのか、対応する地域や条件があるなら何か、相談や見積へどう進むのかを置きます。写真だけを見せて通常pageへ移すだけでは、広告をクリックした人が最初に知りたかった内容へ答えられないことがあります。

説明用の仮例として、屋根修理を受ける事業者を考えます。広告文が雨漏りの相談を受けると伝え、AMP pageには対応内容、受付方法、問い合わせbuttonを置きます。このとき、通常pageには地域や工事の流れが詳しく書かれているのに、AMP pageにはbuttonだけがあり、何を相談できるか分からない状態は避けます。反対に、AMP pageへ詳細をすべて複製し、更新が片方だけ止まる状態も避けます。

どの情報をAMP pageへ置き、どの情報を通常pageで詳しく見せるかを決めます。広告の約束、対象、重要な条件、問い合わせまたは注文の入口は、AMP pageだけを読んでも確認できるようにします。長い施工例、資料、周辺の案内などは、必要に応じて通常pageへ進めます。短くする目的は、必要な情報を削ることではありません。

広告文を替えたときは、AMP pageだけでなく通常pageも見ます。価格、受付時間、扱わない作業、在庫の有無など、広告に書いた条件がpage側と食い違うと、早く開いても読者は判断できません。広告運用者が広告文を替え、site制作側がAMP pageを管理する場合は、どちらが条件の正本を確認するかを決めます。

conversionの入口と計測の記録を別に確認する

AMP landing pageの目的が問い合わせや注文なら、buttonが表示されるだけで終わらせません。buttonを押した先で何が起きるか、formが送れるか、電話番号なら発信したい番号か、送信後に何を案内するかを順に確認します。広告のclick数と問い合わせ件数、注文件数は同じ数字になりません。どの行動をconversionとして記録するかを先に決めます。

仮例の屋根修理siteでは、AMP pageの問い合わせbuttonが通常pageのformへ進む形にできます。この場合、buttonを押した回数を問い合わせ完了と呼びません。formの送信完了画面まで進んだか、受付mailが届くか、事業者側で内容を読めるかを確認します。電話へ進ませる場合も、発信buttonを押したことと、相談を受けたことは別です。広告の改善に使う記録と、事業者が対応する問い合わせの記録を混ぜないようにします。

AMP pageを加えると、通常pageと異なるURLを広告のclick先に使うことがあります。計測を担当する人は、広告から開いたAMP pageで何を記録し、通常pageへ移ったあとで何を記録するかを確認します。管理画面に数値が出たことだけで、広告からの行動が正しくつながったとは決めません。広告のURL、AMP page、formまたは注文画面、完了画面を一回通します。

Googleは、新しいAdWords experienceのLanding pages画面で、無効なAMP pageへ向かうclickの割合を確認できると案内しています。そこで数字を見つけた場合も、表示された割合だけで修正を終えません。どのURLが無効なのか、広告のclick先か、pageの内容を直す必要があるのか、制作側へ何を渡すかを分けます。広告主が見る数値と、制作側が直すmarkupやlinkの作業は別です。

通常pageを残す理由と更新の責任を決める

AMP landing pageを作ることは、通常pageを不要にする判断ではありません。広告以外から通常pageへ来る人もいます。通常pageの情報を更新したら、AMP pageで広告の約束に使っている部分も確認します。二つのpageを持つなら、どちらの文章が事業内容の正本か、誰が更新を知らせるかを決めます。

制作会社へAMP pageの作成を頼む場合は、納品するfileやtemplateだけでなく、広告のURLを替える人、広告文を確認する人、contentを更新する人、障害時に戻す人を分けて記録します。制作を委託しても、AdWords accountやdomain、問い合わせの受け方まで制作会社が所有するとは限りません。siteを動かすためのaccountと、広告を運用するaccountの権限も確認します。

公開前には、mobileの画面で広告文、AMP page、通常page、問い合わせまたは注文の入口を順に読みます。広告に書いた内容がAMP pageにあるか、重要な条件を通常pageへ丸投げしていないか、buttonの移動先が正しいか、完了後に事業者が内容を確認できるかを見ます。速度の計測は必要ですが、読者が何を判断して次へ進めるかを確認する作業の代わりにはなりません。

最初の一手は、広告文にある約束を一つ書き出し、その約束をAMP pageのどこで確かめられるかを対応させることです。対応できない約束は、広告文を替えるか、AMP pageへ必要な説明を足すか、通常pageをclick先に残すかを決めます。AMPを作ることより、広告から来た人を迷わせないことを先にします。

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