WordPressで投稿を保存できないときは本文を消す前にbrowserと更新前後の差を分ける
公開日: 執筆:佐藤
WordPressで投稿を保存できなくなったときは、公開中の本文を消して試しません。最初に、どのbrowserで、どの投稿や固定pageを、どの操作で保存できないのかを分けます。次に、WordPressやpluginを更新した時刻、管理画面で出る表示、公開pageが今も読めるかを記録します。原因が分からないまま保存を繰り返すと、直すための作業で記事の内容まで失います。
WordPress 4.9.2は1月16日に公開され、Firefoxで投稿を保存できなくなるJavaScript errorを含むbugを修正しました。これは、すべての保存失敗がFirefoxやWordPress本体だけで起きるという意味ではありません。保存できない問題では、browser、WordPressのversion、plugin、theme、network、編集する内容を同じ原因として扱わず、順に確かめます。 WordPress.org
最初に守るのは公開中の本文と編集中の原稿である
公開済みの記事や固定pageを開き、保存できないからといって内容を空にして更新しません。公開画面が読めるなら、まずそのURLと表示を残します。編集中の文章が画面に残っているなら、別のtext editorへ写し、どこまで書いたかを失わないようにします。これは障害を直す方法ではなく、調査中に内容を増やして失わないための準備です。
投稿を上書きしたあとに戻したい場合は、Post Revisionsが役立つことがあります。ただし、保存できない状態でリビジョンへ頼りきりにはしません。自動保存やリビジョンが何を残しているかを確認する前に、公開中の本文まで替えると、どの版が正しいか分からなくなります。復旧と原因調査は、同じ編集画面で急いで行わずに分けます。
たとえば、見出しを一つ直しただけで保存が止まったなら、その見出しを消して保存できるかを本番記事で繰り返しません。まず本文を別に残し、短い新規下書きで同じ操作を試します。下書きでも保存できないのか、長い本文だけで起きるのか、特定のlinkや画像を入れたときに起きるのかを分けると、公開中の記事を試験場所にせずに済みます。
browserと更新時刻を一緒に記録する
保存が失敗したら、使っているbrowserとversion、WordPressのversion、直前に行った更新、表示されたmessageを残します。Firefoxだけで起きるのか、別のbrowserでも同じなのかで、次に調べる場所が変わります。browserを替えて保存できた場合も、問題が解決したとは決めません。どの操作で違いが出たかを記録してから、常用する環境を確認します。
WordPress本体、theme、pluginの更新直後に起きたなら、更新した日時と対象を確認します。同じ日に複数のものを更新していれば、どれが原因かは画面だけでは分かりません。更新したことを理由にすぐ元へ戻すのではなく、管理画面、公開page、短い下書きでそれぞれ何が起きるかを見ます。security updateを止めたままにする判断と、保存操作の原因を調べる作業も分けます。
networkの切断やログイン状態の変化でも保存は止まることがあります。画面の表示だけで決めず、更新ボタンを押した時刻、画面が切り替わったか、公開pageに変更が反映されたかを確認します。「保存できない」は一つの状態ではありません。ボタンを押せない、押しても進まない、messageが出る、保存したように見えて公開側が変わらない状態を分けます。
下書きで一つずつ条件を替える
原因を調べるための下書きは、短く作ります。最初は一段落だけを書いて保存します。保存できれば、link、画像、見出し、貼り付けたHTMLのように、疑う要素を一つずつ加えます。一度に文章、画像、plugin設定を替えると、次に保存が止まっても何が関係したかを分けられません。
この試験で大切なのは、保存できた下書きを公開しないことです。検証用の文章は、読者へ見せる説明や検索から来る入口の代わりにはなりません。下書きのtitleにも試験用と分かる印を付け、確認が終わったら誰が消すかを決めます。試験用の投稿が残ることと、公開済みの記事を直すことを混ぜないためです。
制作会社へ調査を頼む場合は、「保存できない」とだけ送らず、対象URL、管理画面のURL、browser、WordPressのversion、更新時刻、画面の表示、下書きで試した結果を渡します。制作側はJavaScript error、theme、plugin、serverを調べられます。siteを運用する側は、どの本文が正本か、公開を止める必要があるか、誰が内容を確認するかを決めます。
保存できたあとも公開pageを確かめる
一度保存できたら、管理画面のmessageだけで終えません。対象URLをログインしていない状態でも開き、title、本文、画像、link、問い合わせへの導線を見ます。編集中の内容が公開されるべきでない場合は、公開状態と日時も確認します。保存に成功したことと、意図した版が読者へ出ていることは別です。
問題が直ったと判断するために、最初に失敗した操作をもう一度行います。Firefoxで長い投稿を保存できなかったなら、同じbrowser、同じ種類の投稿、同じ操作で確認します。別の下書きだけが保存できても、元の問題が直ったとは言えません。確認したURLと操作を残せば、後から更新や設定を替えるときも比較できます。
投稿を保存できないときに急ぐべきなのは、本文を消して画面を軽くすることではありません。正本を残し、browserと更新前後の差を分け、短い下書きで条件を確かめます。その順序なら、読者に見せている内容を守りながら、技術的な調査へ必要な情報を渡せます。
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