会社ロゴはschema.orgのOrganizationとlogoでGoogleへ示す
公開日: 執筆:佐藤
会社のトップページで使っているロゴは、schema.orgのOrganizationで会社の範囲を作り、ホームページのURLへurl、ロゴ画像へlogoを指定してGoogleへ示せます。これはGoogleが優先するロゴを判断する手掛かりです。検索結果への表示や順位を保証する指定ではありません。
ロゴだけを検索エンジン用に別途用意するのではなく、訪問者が見ている会社名、ホームページ、ロゴ画像の関係をHTMLへ加えます。
トップページに表示している会社ロゴを指定する
Googleの会社ロゴ用マークアップ案内は、会社サイトのトップページにある要素へschema.orgの組織情報を追加する方法を示しています。
指定する対象は、次の三つです。
| 対象 | microdata | 示す内容 |
|---|---|---|
| 会社を表す範囲 | itemscope itemtype="http://schema.org/Organization" |
この範囲が一つの組織を表す |
| ホームページへのリンク | itemprop="url" |
組織のホームページを示す |
| ロゴ画像 | itemprop="logo" |
組織のロゴとして使う画像を示す |
会社名に似せた検索語や、ページごとに変わる見出し画像をロゴとして指定しません。会社を継続して表す画像を一つ選び、トップページの表示とmicrodataを一致させます。
Organizationの範囲にurlとlogoを入れる
架空の会社を使った説明例は、次のようになります。
<div itemscope itemtype="http://schema.org/Organization">
<a itemprop="url" href="http://www.example.jp/">
架空商事ホームページ
</a>
<img itemprop="logo"
src="http://www.example.jp/images/logo.png"
alt="架空商事">
</div>
これは説明用の仮例です。Organizationの範囲を作っただけでは、どのURLがホームページで、どの画像がロゴかは分かりません。urlとlogoを、その値を持つ要素へ付けます。
itemprop="logo"は、画像を会社ロゴとして機械へ伝える指定です。画像を表示できない利用環境へ代替文字を示すaltとは役割が違います。Googleのalt属性に関する案内に従い、意味を持つ会社ロゴには、画像の内容が分かる正確な代替文字を記述します。
検索結果専用の情報を隠して追加しない
構造化データは、ページの内容と別の会社を名乗ったり、訪問者には見えないロゴを検索結果へ出したりするための仕組みではありません。まず、トップページの会社名、ロゴ画像、ホームページへのリンクが正しいことを確認します。その表示へmicrodataを加えます。
ロゴを変更したときは、画面上の画像だけでなく、logoが示す画像URLも確認します。古いファイルを削除するなら、新しい画像の公開とHTMLの変更を同時に行い、リンク切れを残しません。
制作会社へ実装を頼む場合も、次の情報はサイト所有者が管理します。
- 正式な会社名とホームページのURL
- 採用するロゴ画像と画像URL
- ロゴを変更する担当者
- HTMLテンプレートの変更箇所
- 変更後の確認方法
検索結果へ出るかどうかだけを納品条件にすると、Google側の判断まで制作会社が保証する形になります。納品条件は、表示中のロゴとmicrodataが一致し、画像URLへアクセスでき、テストで内容を抽出できるところまでにします。
構造化データテストツールで抽出結果を確認する
HTMLへ追加したら、Googleの構造化データテストツールでページを確認します。
見るのは、Organizationが一つの組織として抽出され、urlがホームページを、logoが採用した画像URLを示しているかです。ブラウザーでもトップページを開き、ロゴ画像、ホームへのリンク、周囲の表示が変更前と同じように使えるかを確認します。
正しく抽出できても、Googleが必ずその画像を検索結果に使うわけではありません。指定は、Googleが会社のロゴを選ぶための強い手掛かりです。テストの成功、検索結果での採用、検索順位を別の結果として扱います。
まず、トップページで実際に表示しているロゴ画像を一つ決めてください。その画像、ホームページへのリンク、会社を表す範囲へmicrodataを追加し、表示と抽出結果を確認します。
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