Dynamic Search Adsのrecommended categoriesは検索語、広告、landing pageを確認して選ぶ
公開日: 執筆:佐藤
Dynamic Search Adsでrecommended categoriesを選ぶときは、category名だけを見て決めません。各categoryに示される検索語、広告、landing pageのsampleを一組として確認します。その組み合わせが、販売できる商品や受けられる依頼と一致するcategoryだけを配信対象にします。
website全体を選べば設定項目は減りますが、案内できないpageまで対象に含めるおそれがあります。まず一つのcategoryを選び、必要なら下位のcategoryへ絞る方法が、配信後の確認範囲も小さくします。
recommended categoriesはwebsiteの内容を配信単位へ分ける
Inside AdWordsのDynamic Search Adsに関する発表によると、Dynamic Search Adsはwebsiteをcrawlしてindexし、内容に合う検索に対して広告のheadlineとlanding pageを生成します。さらに、websiteの内容を商品やserviceに合わせたrecommended categoriesへ整理します。
categoryは、websiteのmenu名をそのまま広告へ移す機能ではありません。Googleが配信対象としてまとめたpageの範囲です。recommended categoryは、関連するlanding pageがある検索に対して広告を出す仕組みなので、選ぶ前に含まれるpageを確認します。
recommended categoryは、より具体的なcategoryへ絞れます。たとえば、広い「家具」から「食堂用家具」のような下位categoryを選べるなら、広告で案内できる商品群に合わせて範囲を狭めます。複数のcategoryやwebsite全体を選ぶこともできますが、選択数の多さを目的にしないでください。
検索語、広告、landing pageを一組で確認する
recommended categoryごとに、対象となる検索語、表示されるtext ad、利用者が移動するlanding pageのsampleを確認できます。三つを別々に眺めるのではなく、一人の利用者が検索してpageへ到着する流れとして読みます。
| 確認する対象 | 確かめること | 合わない場合の判断 |
|---|---|---|
| 検索語のsample | その疑問や要望へ対応できるか | categoryを細かくするか選択から外す |
| text adのsample | 検索した人へ約束してよい内容か | 対象範囲と広告templateを見直す |
| landing pageのsample | 広告の約束をpage上で確認できるか | pageを直すか配信対象から外す |
検索語が商品名と近くても、必要な答えが同じとは限りません。価格を知りたい検索と、仕様を比較したい検索では、到着後に必要な情報が違います。landing pageに価格、仕様、在庫、申込条件などの必要な情報がなければ、category名が合っていても配信範囲としては広すぎます。
広告のheadlineとlanding pageが自動で選ばれることは、内容の責任までGoogleへ移ることを意味しません。pageの見出し、商品名、提供条件を更新する担当者と、広告の配信範囲を確認する担当者を決めます。
広いcategoryは下位categoryへ絞る
次は、家具を扱うwebsiteを想定した説明用の仮例です。recommended categoryの「家具」に、食堂用家具と居間用家具のpageが含まれているとします。食堂用家具だけを広告へ出したいなら、広いcategoryを選ばず、該当する下位categoryまで絞ります。
この判断では、商品分類の細かさより、検索語とlanding pageの対応を優先します。商品管理上は別の商品でも、同じ検索意図に同じpageで答えられるなら、一つのcategoryで確認できます。反対に、同じ商品群でも、検索意図に応じて必要なpageが違うなら、広いcategoryのままにしません。
website全体を対象にする場合は、広告で案内しないpageが含まれていないかを先に調べます。売り切れた商品、採用情報、利用規約、古いcampaign pageなど、検索広告の移動先にしないpageが残っていれば、page側の整理または配信範囲の見直しが必要です。
recommended bidは開始点として扱う
recommended categoryにはrecommended bidも表示されます。公式発表では、似た検索語を対象にする既存keywordのperformanceを基に、categoryごとのrecommended bidを計算すると説明しています。
これは、その入札額で成果が出るという保証ではありません。既存keywordのperformanceを参照した開始点です。予算、利益、問い合わせ後の成約率を確認せず、表示された数値だけで上限クリック単価を決めないでください。
入札額を検討する前に、選んだcategoryで検索語、広告、landing pageが一致しているかを確認します。移動先が検索意図へ答えていなければ、入札額を上げてもpageの不足は直りません。配信範囲とpageを整えた後で、実際の検索語、費用、conversionを見ながら入札を調整します。
最初は一つのcategoryから始める
最初からrecommended categoriesをすべて選ぶと、どのpageと検索語の組み合わせに問題があるかを追いにくくなります。事業上の優先度が高く、pageの内容を管理できる一つのcategoryから始めます。
配信前には、検索語、広告、landing pageのsampleを保存します。配信後は、実際の検索語とconversionを同じcategory単位で確認します。sampleと実際の検索がずれた場合は、入札額だけを変えず、categoryの範囲とpage内容へ戻ってください。
広告運用を外部へ委託する場合も、categoryの選択、除外するpage、page更新の連絡方法を記録して受け取ります。設定作業を任せても、何を販売できるか、どのpageを広告の移動先にしてよいかはwebsite側が所有する判断です。
最初の一手は、recommended categoryを一つ開き、検索語、広告、landing pageのsampleを三列で書き出すことです。一組でも約束と移動先が合わなければ、下位categoryへ絞るか、そのcategoryを選択から外してください。
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