• SEOを考えたタイトルの書き方はページごとに固有のtitleタグを付ける

SEOを考えたタイトルの書き方はページごとに固有のtitleタグを付ける

公開日: 執筆:佐藤

SEOを考えたタイトルは、選んだキーワードを並べて作るものではありません。ページが何を説明するかを、一つの題名にします。各ページに別の題名を付け、短くしても内容が分かる形へ整えてから、HTMLの<title>タグへ入れます。

何文字なら正解という一律の基準は、Googleの公式資料にはありません。内容との一致、ほかのページとの違い、読んだときの分かりやすさを先に確かめます。

選んだキーワードとtitleタグを分ける

キーワードを選ぶ作業では、検索する人の疑問とそのページで返す答えを決めます。titleタグを書く作業では、決めた答えをページの題名へ置き換えます。

両者を混同すると、候補に挙げた言葉をすべてタイトルへ入れたくなります。しかし、キーワードは検索者の言葉を知る材料であり、titleタグは一ページの内容を示す題名です。本文で答えていない言葉を、検索されそうだという理由だけで足してはいけません。

タイトルを書く前に、次の三つを別々に書き出します。

材料 決めること titleタグでの役割
主な検索語 検索する人が疑問を表す言葉 題名の表現を考える材料にする
ページの答え 本文で実際に説明する内容 題名の中心にする
サイト名・会社名 情報の発信元 必要なら、ページ固有の題名と見分けられる形で添える

主な検索語とページの答えが合わない場合は、タイトルで取り繕わず、検索語か本文の範囲を見直します。

ページの答えを、一つの題名へ縮める

説明用の仮例として、架空の会社「〇〇工業」が、会社ホームページを公開する前の確認方法を説明するページを作るとします。

  • 主な検索語:ホームページ 公開前 確認
  • ページの答え:公開前に、リンク、問い合わせ、掲載情報を確認する方法
  • タイトル案:会社ホームページ公開前の確認項目|〇〇工業

タイトル案から、ページで答える範囲が分かります。会社名は発信元として末尾へ添えました。これを「ホーム」だけにすると、何のページか分かりません。反対に、「ホームページ 公開前 確認 ホームページ チェック 公開準備」のように候補語を並べると、内容の区切りが読めなくなります。

Google『検索エンジン最適化スターターガイド』は、ページ内容を適切に記述し、簡潔で説明的なタイトルを付けるよう勧めています。「無題」「ページ1」のような初期設定の題名や、内容と関係のない題名も避ける対象です。

ほかのページと並べて、違いを確かめる

一つのタイトルだけを見ていると、重複に気づきにくくなります。サイト内にある各ページのtitleタグを一覧にして、隣り合うページを比べます。

たとえば、会社案内、製品情報、採用情報のすべてが「〇〇工業 公式ホームページ」では、各ページの違いが表れていません。次のように、各ページの内容を先に置けば区別できます。

  • 会社案内|〇〇工業
  • 製品Aの仕様|〇〇工業
  • 採用情報|〇〇工業

同ガイドも、サイト内の大部分またはすべてのページへ同じタイトルを使わず、ページごとに固有のタイトルを付けるよう案内しています。共通の会社名を残す場合でも、その前にページ固有の内容があるかを確認します。

文字数ではなく、不要な言葉を削る

タイトルを簡潔にする目的は、決められた文字数へ収めることではありません。短くしても、ページ内容が伝わる状態を作ることです。

まず、同じ意味の繰り返しを削ります。次に、「ようこそ」「公式サイト」など、どのページにも置ける言葉が、固有の内容を隠していないかを見ます。最後に、本文で扱わない副次的な話題を外します。

一方で、対象者、商品名、地域、手続きの段階など、そのページをほかと区別する条件まで削ってはいけません。短さと説明力がぶつかるときは、ページを見分けるために必要な言葉を残します。

同ガイドは、長すぎるタイトルでは、検索結果に一部しか表示されない場合があると説明しています。ただし、何文字までとする基準は示していません。文字数だけで合否を決めず、重複と読みにくさを直します。

titleタグへ設定し、本文と照合する

titleタグは、HTML文書の<head>内へ置きます。仮例なら、次の形です。

<head>
  <title>会社ホームページ公開前の確認項目|〇〇工業</title>
</head>

設定後は、タイトルだけでなく本文も読み直します。タイトルが「公開前の確認項目」と約束しているのに、本文が制作会社の選び方を中心にしているなら、題名か本文のどちらかがずれています。検索語を残すために題名を優先するのではなく、ページが実際に返す答えへそろえます。

検索結果へ同じタイトルが出るとは限らない

Googleの検索結果タイトルに関する説明によると、ウェブマスターがtitleタグを設定している場合、基本的にはその内容が検索結果のタイトルへ使われます。一方で、検索語との関係やページの状態に応じて、別のタイトルが生成される場合もあります。

例には、タイトルがないページ、「ホーム」のように内容を表さないタイトル、ほかのページとほぼ同じタイトルが挙げられています。不必要に長く、読みにくいタイトルも対象です。したがって、表示文を完全に固定することを目的にせず、一ページの内容を正確に示すtitleタグを用意します。

まず一ページのタイトルを書き直す

これから作るページを一つ選び、本文で返す答えを一文で書いてください。その一文を、内容が分かる題名へ縮めます。主な検索語は、意味が自然につながる箇所だけに使います。

候補ができたら、サイト内のほかのタイトルと並べます。内容が一致し、別のページと区別でき、不要な反復がなければ、titleタグへ設定します。ページの中心から外れる話題は、本文へ無理に残さず、別ページで扱う必要があるかを判断してください。

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