AdWordsのKeyword Plannerは候補探しとトラフィック見積もりを分けて使う
公開日: 執筆:佐藤
AdWordsのKeyword Plannerは、Keyword ToolとTraffic Estimatorの機能を一つの流れにまとめたツールです。ただし、キーワード候補を探す作業と、選んだ候補のトラフィックを見積もる作業は分けて進めます。
候補一覧の検索ボリュームだけで採用を決めず、検索した人へ返せる広告文とリンク先を確認します。その後、候補をplanへ入れ、マッチタイプ、地域、入札単価、予算を指定して見積もりを比べます。
候補探しはキーワード、ウェブサイト、カテゴリーから始める
Keyword Plannerの公式発表では、キーワード、ウェブサイト、カテゴリーから、キーワードと広告グループの候補を探せます。複数のキーワード一覧を掛け合わせ、新しい組み合わせを作ることもできます。
候補が表示されても、すべてを広告へ追加する必要はありません。次の三つが一致するものだけを残します。
- 検索した人が確かめたいこと
- 広告文で正確に示せる約束
- その約束を確認できるリンク先
仮に、候補へ商品名、修理方法、求人情報が混ざった場合、同じ広告グループへ入れてはいけません。広告の対象にする検索と、記事や採用ページで答える検索を分けます。
候補一覧の統計とマッチタイプ別の見積もりを混ぜない
Keyword Plannerの候補一覧では、各キーワードについて、その語句と正確に一致する統計が表示されます。部分一致、フレーズ一致、完全一致のどれを使うかは、候補をplanへ追加し、各マッチタイプの見積もりを確認して判断します。
候補一覧の数値を見て、「部分一致ならこの検索ボリュームをすべて取れる」とは考えられません。登録キーワードと実際の検索語句が一致する範囲は、マッチタイプによって変わります。候補を探す統計と、配信条件を付けた見積もりを別の数字として扱います。
地域も同じです。Keyword Plannerでは国だけでなく、国内の都市や地域へ対象を絞れます。営業地域が限定される事業は、全国の数値で候補を選ばず、広告を配信できる地域を指定して見積もります。
planは候補を比べる場所として使う
候補から使う可能性があるキーワードと広告グループを選び、planへ追加します。planでは候補の追加と削除ができ、入札単価の範囲を変えながら、見積クリック数と費用を確認できます。
planへ入れたことと、キャンペーンへ追加したことは同じではありません。候補を比較する段階では、検索意図の違う語を分け、広告グループ名、広告文の約束、リンク先を仮に割り当てます。構造を確認してから、新規または既存のキャンペーンへ適用します。すぐに登録しない場合は、planをダウンロードできます。
見積もりは条件をそろえて比較する
Get estimates and review planでは、上限クリック単価の範囲と、キーワードや広告グループの日別見積もりを確認できます。特定の入札単価を選び、必要なら予算も指定すると、より詳しい見積もりを見られます。
比較するときは、一度に一つの条件だけを変えます。たとえば、同じキーワード、地域、マッチタイプのまま入札単価だけを変えれば、入札単価と見積クリック数、費用の関係を確認できます。地域とマッチタイプと入札単価を同時に変えると、どの条件が差を生んだか分かりません。
見積もりは、指定した条件で起こり得る配信を比べるための数字です。実際のクリック数や費用を保証しません。キャンペーンへ適用したあとは、見積もりと配信結果を別に確認します。
Keyword ToolとTraffic Estimatorから移る準備をする
Keyword Plannerを利用するには、AdWordsへのログインが必要です。Keyword ToolとTraffic Estimatorは、Keyword Plannerの開始から約60日後に終了する予定です。
既存の手順がKeyword ToolとTraffic Estimatorに分かれている場合は、候補を作る条件と、見積もりに使う条件を記録してから移します。ツール名だけを置き換えると、どの数値をどの地域、マッチタイプ、入札単価で確認したかが残りません。
まず一つの広告グループについて、提供内容に合う候補だけをplanへ入れてください。地域とマッチタイプを固定し、入札単価を一段階だけ変えて、見積クリック数と費用を比較します。採用理由と除外理由も、候補ごとに残します。
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