• SEOを考えたmeta descriptionの書き方はページ内容を固有の要約にする

SEOを考えたmeta descriptionの書き方はページ内容を固有の要約にする

公開日: 執筆:佐藤

meta descriptionには、そのページで分かることを、一文または二文の固有の要約として書きます。検索されそうな言葉を並べたり、全ページへ同じ会社紹介を貼ったりする欄ではありません。

Google『検索エンジン最適化スターターガイド』は、descriptionメタタグへ一文か二文、場合によっては短い段落程度の文章を書けると説明しています。一律の文字数は示していません。文字を数える前に、本文を正確にまとめているかを確認します。

この記事では、検索時の表記に合わせて「meta description」と呼びます。Googleの日本語版公式ガイドが使う「descriptionメタタグ」と同じものです。

titleタグは題名、meta descriptionは要約

titleタグとmeta descriptionは、同じページについて書きますが、役割は違います。

項目 役割 書く内容
titleタグ ページの題名を示す そのページを見分けられる、短い固有の題名
meta description ページの概要を伝える 訪問前に、何が分かるページかを判断できる要約

titleタグの文面を、そのままmeta descriptionへコピーしても、ページを選ぶための情報は増えません。題名で主題を示し、meta descriptionで答えの範囲や重要な条件を補います。

meta descriptionは、順位を上げるためのキーワード欄でもありません。Googleのメタタグに関する説明によると、descriptionメタタグは検索結果のスニペットへ使われる場合がありますが、検索順位には使われません。スニペットとは、検索結果でページの説明として表示される文章です。

本文から、要約に必要な材料を抜き出す

本文にない約束を避けるため、本文が固まってからmeta descriptionを書きます。まず、次の材料を抜き出します。

材料 確認すること
ページの主題 何について説明するページか
読者が分かること 読後に、何を判断または実行できるか
重要な条件 対象、地域、期限など、読者の行動を変える条件があるか

すべての条件を詰め込む必要はありません。ページを選ぶ判断が変わる条件だけを残します。料金、対応地域、受付時間などを本文で確認できないなら、meta descriptionにも書きません。

次は、書き方を示すための完全な仮例です。実在する会社、サービス、検索結果の記録ではありません。

  • ページの主題:事務所向け空調点検
  • 読者が分かること:対象設備、対応地域、依頼前に確認する情報
  • meta description案:事務所向け空調点検の対象設備、対応地域、依頼前に確認する情報を案内します。

この案には、仮例の本文で扱う三つの内容だけを入れています。「格安」「最短」「24時間対応」など、確認していない条件は足していません。

キーワードの列挙を、要約へ書き直す

「空調 点検 エアコン メンテナンス 料金 格安」のような文字列は、検索語の候補にはなっても、ページの要約にはなりません。誰へ何を説明するのかが、文章としてつながっていないからです。

同ガイドも、descriptionメタタグをキーワードだけで埋めないよう案内しています。ページと関係のない説明、「これはウェブページです」のような一般的な文、本文全体のコピーも避ける対象です。

主な検索語を使う場合は、要約の意味が自然につながる箇所へ置きます。同じ語を何度も入れるために、対象や条件を削ってはいけません。検索語を入れた結果、本文より広い約束になったなら、その語を外すか、本文の範囲を見直します。

全ページ共通の説明を貼らない

会社名と事業内容だけを書いた同じmeta descriptionを、すべてのページへ貼ると、会社案内、サービス、問い合わせ方法の違いが表れません。

Googleの公式ガイドは、各ページに固有のdescriptionメタタグを用意し、サイト全体または大部分へ同じ文章を使わないよう勧めています。ページ数が多く、すべてを手作業で書けない場合は、各ページの内容に沿って自動生成する方法も示しています。

自動生成する場合も、会社名だけを差し替えた共通文では足りません。ページ固有の商品名、対象、説明内容など、本文で確認できる情報から文章を作ります。生成した文章は、人が読める一文になっているかを確認します。

検索結果に別の文章が出ても、設定ミスとは限らない

meta descriptionを設定しても、その文面が検索結果へ必ず表示されるわけではありません。

GoogleのSEOスターターガイドは、descriptionメタタグをスニペットへ使う可能性がある一方で、検索語との関連性が高い文章をページ本文から選ぶ場合もあると説明しています。したがって、表示文を固定することを、meta descriptionの目的にはできません。

検索結果へ本文の一部が表示されたときは、設定欄だけを書き直す前に、検索語とページ内容の関係を確認します。本文の別の箇所が、その検索語と強く関連している可能性があるからです。

meta descriptionと本文の内容がずれている場合は、ページで伝える範囲を決め直します。meta descriptionが古いなら要約を直し、本文に必要な説明が不足していると判断した場合にだけ本文を補います。表示だけを変えるために、本文へ不要な語を加えてはいけません。

HTMLへ設定し、ページの一覧で重複を確かめる

descriptionメタタグは、HTML文書のhead内へ置きます。先の仮例なら、次の形です。

<head>
  <meta name="description" content="事務所向け空調点検の対象設備、対応地域、依頼前に確認する情報を案内します。">
</head>

設定後は、URL、titleタグ、meta descriptionを一行ずつ並べます。一ページだけを読んで終わらず、隣のページと同じ文章になっていないかを確かめます。

すべてのページを一度に直せないなら、検索結果から訪問してほしいページを先に選びます。そのページの本文を読み、主題、分かること、重要な条件を一文か二文へまとめてください。文字数の調整は、そのあとです。固定の文字数ではなく、重複する説明と、本文にない約束を削ります。

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