• リスティング広告のサイトリンクを設定するときはキャンペーン全体に合うリンク先を選ぶ

リスティング広告のサイトリンクを設定するときはキャンペーン全体に合うリンク先を選ぶ

公開日: 執筆:佐藤

Google AdWordsのAd Sitelinksは、広告ごとではなくキャンペーンへ設定します。キャンペーン内のどの広告にも表示される可能性があるため、文言とリンク先は、すべての広告に合うものだけを選びます。

登録したサイトリンクが、必ず表示されるわけではありません。表示するか、どのリンクを出すかはGoogleが決めます。広告の下へリンクを増やす作業と、利用者へ適切な行き先を示す設計を分けて考えます。

サイトリンクはキャンペーン単位で設定する

Google AdWordsの公式説明は、Ad Sitelinksをcampaign-level extensionとしています。設定場所も、Campaign SettingsタブにあるAd extensionsの項目です。

広告グループや広告文ごとに、別のサイトリンクを割り当てる機能ではありません。あるキャンペーンへ登録したリンクは、そのキャンペーン内の広告に共通する候補になります。

この単位を取り違えると、一つの広告には合っていても、別の広告から見ると関係の薄いリンクを登録してしまいます。設定画面を開く前に、対象キャンペーン内の広告文とリンク先を並べて確認します。

すべての広告に合う文言とリンク先を選ぶ

サイトリンクの設定に関する公式記事は、サイトリンクがキャンペーン内のどの広告にも表示され得るため、すべての広告に合う文言とリンク先を選ぶよう案内しています。

次は、法人向け清掃サービスを想定した仮例です。実在する広告主の事例ではありません。

リンク候補 定期清掃の広告 床洗浄の広告 判断
対応地域 合う 合う 候補にする
費用の考え方 合う 合う 候補にする
問い合わせ 合う 合う 候補にする
床材別の洗浄方法 関係が薄い 合う 共通の候補にしない

「詳しくはこちら」のように、行き先が分からない文言は避けます。「対応地域」「費用の考え方」のように、リンク先で確認できる内容を示します。

サイトリンクで広告グループの違いを埋めない

同じキャンペーンに、目的やリンク先が大きく違う広告を入れると、すべてに合うサイトリンクを選びにくくなります。関係の薄いリンクを混ぜて解決せず、キャンペーンの分け方を先に確認します。

ただし、サイトリンクを変えたいという理由だけで、すぐにキャンペーンを分けるのも適切ではありません。キャンペーンを分けると、広告配信の管理単位も増えます。サイトリンク以外の配信条件まで分ける必要があるかを確かめてから判断します。

サイトリンクは、崩れたキャンペーン構造を直す機能ではありません。対象とする検索意図、広告文、主なリンク先がそろったあとで、別の入口として役立つページを追加します。

登録したサイトリンクがすべて表示されるとは限らない

Ad Sitelinksを設定しても、Googleは、広告にサイトリンクを表示するかどうかを自動で判断します。公式記事は、広告の品質に基づいて、サイトリンクを表示するかと表示形式をGoogleが判断すると説明しています。

Googleのシステムは、実績のよいサイトリンクを選び、その表示頻度を上げます。登録したサイトリンクが、毎回すべて表示されるとは限りません。

表示されないときに、同じ役割の文言を増やしても解決しません。まず、キャンペーン内の広告との関連、リンク先ページの内容、広告自体の状態を確認します。サイトリンクの登録完了を、表示確認の代わりにしてはいけません。

設定後は広告とリンク先を一組で確認する

Campaign Settingsでサイトリンクを登録したら、リンク先URLの入力間違いがないかを確認します。公開されているページへ移動できるか、リンクの文言とページの見出しや内容が合うかも確かめます。

サイトリンクのクリックが増えても、問い合わせや注文が同じ数だけ増えるとは限りません。サイトリンクを設置する作業と、事業上の成果を分けます。リンク先への訪問後に、問い合わせや注文へ進んだかを確認します。

まず、一つのキャンペーンを開き、そこにある広告文を一覧にしてください。すべての広告から見ても意味が通るリンク先だけを残し、文言とページ内容を一組で確認してから登録します。

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