• ページネーションのSEOはrel=”next”とrel=”prev”で連続するページを示す

ページネーションのSEOはrel=”next”とrel=”prev”で連続するページを示す

公開日: 執筆:佐藤

長い記事や商品一覧を複数のURLに分ける場合、内容の異なる2ページ目以降を、1ページ目の重複URLとして扱いません。したがって、2ページ目以降のcanonicalを一律に1ページ目へ向けることはできません。

全内容を一つにまとめた「すべて表示」ページがない場合は、rel="next"とrel="prev"を使うと、各URLが一つの連続したページ群であることをGoogleへ示せます。すべて表示ページがある場合は、そのページが各構成ページの内容をすべて含むか、表示負担が大きくないかを確認し、各構成ページのcanonicalをすべて表示ページへ向けるか決めます。

ページ分割と重複URLを同じ問題にしない

canonicalは、同じ内容へ複数のURLから到達できるときに、代表URLを示すために使います。ページネーションは、一つのまとまりを複数ページに分け、それぞれに別の部分を掲載します。

たとえば、商品一覧の1ページ目に商品1から20、2ページ目に商品21から40が載っているなら、2ページ目の内容は1ページ目に含まれていません。これは説明用の仮例です。2ページ目から1ページ目へcanonicalを指定すると、2ページ目にしかない情報を代表URL側で確認できなくなります。

Googleのすべて表示ページに関する説明も、2ページ目の内容を含まない1ページ目をcanonicalにする方法を勧めていません。ページ番号が違うだけで、内容まで重複しているとは判断できません。

rel="next"とrel="prev"は隣り合うページをつなぐ

rel="next"は次のページ、rel="prev"は前のページを示します。Googleのページネーションに関する説明では、この二つを、一連の構成URLを論理的なまとまりとして示す強いヒントとしています。

以下は、4ページに分かれた商品一覧の仮例です。各ページの<head>へ、次のように記述します。

1ページ目には、2ページ目をnextとして指定します。

<link rel="next" href="https://example.com/items/?page=2" />

2ページ目には、1ページ目をprev、3ページ目をnextとして指定します。

<link rel="prev" href="https://example.com/items/" />
<link rel="next" href="https://example.com/items/?page=3" />

3ページ目には、2ページ目をprev、4ページ目をnextとして指定します。

<link rel="prev" href="https://example.com/items/?page=2" />
<link rel="next" href="https://example.com/items/?page=4" />

4ページ目には、3ページ目をprevとして指定します。

<link rel="prev" href="https://example.com/items/?page=3" />

この指定は本文中の「前へ」「次へ」というリンクの代わりではありません。rel="next"とrel="prev"は<head>内に置き、利用者が移動するためのリンクは本文側にも残します。

canonicalは対応する構成ページを基準にする

rel="next"、rel="prev"とcanonicalは、役割が異なります。前二つはページ群の順序を示し、canonicalは同じ内容を持つURLの代表を示します。同じページの<head>に両方を置くこともできます。

同じ2ページ目を表示する二つのURLがあり、一方にだけ計測用の文字列が付いているとします。内容が同じなら、文字列のない2ページ目のURLをcanonicalとして示します。1ページ目をcanonicalにはしません。一方、rel="prev"とrel="next"は、その2ページ目の前後にある1ページ目と3ページ目を示します。

設定後は、各ページのcanonicalと、前後URLを別々に確認します。canonicalが正しくても、2ページ目のnextが4ページ目を指していれば、連続した順序にはなりません。

すべて表示ページは全内容と表示負担を確認する

記事や一覧の全内容を一つのURLに載せた「すべて表示」ページがある場合は、各構成ページから、そのURLへcanonicalを指定できます。ただし、すべて表示ページが各構成ページの内容をすべて含むことが条件です。

内容を含んでいても、画像や項目が多く、表示に長い時間がかかるなら、すべて表示ページが利用者にとって使いやすいとは限りません。Googleの公式説明も、すべて表示ページを選ぶときは、読み込み時間と利用体験の釣り合いを取るよう案内しています。

すべて表示ページを用意しない場合や、表示負担が大きい場合は、構成ページを残し、rel="next"とrel="prev"でつなぐ方法を選べます。全内容を一つにすること自体をSEOの目的にしません。読めること、移動できること、管理できることを先に確かめます。

2ページ目以降を分割ページであるという理由だけでnoindexにしない

rel="next"とrel="prev"を正しく設定したページ群では、2ページ目以降へ一律にnoindexを付ける必要はありません。Googleの補足説明は、検索結果へ出したくない明確な理由がある場合を除き、2ページ目以降をnoindexにする必要はないと説明しています。

また、公開日の順に並ぶだけで内容が直接つながらないブログ記事へ、機械的にrel="next"とrel="prev"を付けることも、中心的な使い方ではありません。一つの記事の続きや、同じ条件の商品一覧など、内容として連続するページ群に使います。

まず、実在するページ群を一つ選び、先頭から最後までのURLを順番に書き出してください。次に、各ページで、canonical、前のURL、次のURL、本文の移動リンクを確認します。URLの飛び、循環、存在しない移動先がなければ、その系列を基準にほかのページ群へ広げます。

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