画像サイトマップは既存のXMLサイトマップへ画像情報を追加して作る
公開日: 執筆:佐藤
画像サイトマップを作るために、ページ用のXMLサイトマップとは別の仕組みを最初から用意する必要はありません。既存のurlsetへ画像用の名前空間を加え、各ページのurlに、そのページで重要な画像のimage:imageとimage:locを追加します。
先に決めるのは画像の枚数ではなく、どのページとどの画像をGoogleへ対応付けて伝えるかです。商品写真、作品、図版など、ページ内容を理解するために重要な画像を選びます。
ページのURLへ重要な画像を対応させる
Googleの画像サイトマップに関する案内は、既存のサイトマップに画像情報を追加できると説明しています。新しいサイトマップを別に作ることを前提にしていません。
画像情報は、画像だけの一覧にしません。ページのlocを持つurlの中へ、そのページに存在する重要な画像を入れます。
| XML要素 | 示す内容 |
|---|---|
url |
一つのページと、そのページに属する情報の範囲 |
loc |
ページのURL |
image:image |
一つの画像情報の範囲 |
image:loc |
画像ファイルのURL |
会社ロゴ、罫線、背景用の小さな部品まで機械的に並べるより、検索する人がページ内容を判断するために必要な画像を選びます。画像が多いページでは、装飾と内容を分ける判断が必要です。
urlsetへ画像用の名前空間を追加する
架空の商品ページと画像を使った最小例は、次の形です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset
xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1">
<url>
<loc>http://www.example.jp/products/sample.html</loc>
<image:image>
<image:loc>http://www.example.jp/images/sample.jpg</image:loc>
</image:image>
</url>
</urlset>
これは説明用の仮例です。xmlns:imageは、image:imageとimage:locに使う画像用の名前空間を宣言します。ページのlocと画像のimage:locを入れ替えないようにしてください。
既存のXMLサイトマップには、すでに通常のSitemap用名前空間とページのurlがあります。そこへ画像用名前空間を一度加え、画像を伝えたいページのurlだけに画像情報を追加します。
画像がページに存在し公開されていることを確認する
XMLへURLを書けても、その画像がページで使われているとは限りません。追加前に、ページと画像をブラウザーでそれぞれ開きます。
確認する関係は、次の三つです。
- ページのURLが、XMLサイトマップへ掲載する代表URLである。
- 画像が、そのページの内容として実際に使われている。
image:locのURLから、意図した画像ファイルを取得できる。
商品ページを移転したのに旧URLへ画像情報を追加したり、画像を差し替えたのに削除済みファイルを残したりすると、サイトマップと公開内容が食い違います。ページ一覧と画像一覧を別々に管理せず、一つの対応表にします。
対応表には、ページURL、画像URL、画像の役割、更新担当、確認日を残します。サイトマップ生成を制作会社へ委託しても、どの画像を重要画像として出力するかは、サイト所有者が確認できるようにします。
JavaScriptからだけ開く画像も候補になる
Googleの案内は、JavaScriptフォームからだけ到達できる画像を、画像サイトマップで伝える用途も挙げています。通常のリンクをたどるだけでは見つけにくい画像を、ページURLと対応させて知らせられます。
ただし、サイトマップへ書けば、利用者が画像を見られない状態でもよいわけではありません。ページ上の操作が動き、画像URLが公開され、画像がページ内容と対応していることを先に確認します。
画像の一覧を検索エンジン用にだけ増やすのではなく、公開中のページと画像の関係をXMLでも示す、という順序です。
XMLの更新と公開中の画像変更を同じ手順にする
画像の追加、差し替え、削除は、HTMLや画像ファイルだけの変更ではありません。画像サイトマップも同じ公開作業に含めます。
たとえば商品画像を差し替える場合は、次の順で確認します。
- 新しい画像を公開する。
- 商品ページが新しい画像を表示するように変更する。
image:locを新しい画像URLへ更新する。- ページ、画像、XMLサイトマップを公開URLで開く。
- 旧画像を残す必要がなければ、参照元がないことを確認してから整理する。
画像サイトマップを一度作って終わりにすると、公開ページとの対応が古くなります。ページを作る担当、画像を差し替える担当、XMLを生成する担当が違う場合は、変更をどこへ連絡するかも決めます。
サイトマップは画像の発見を助けるが掲載を保証しない
画像情報は、Googleが重要な画像を見つける手掛かりになります。しかし、サイトマップに記載した画像が、必ず画像検索へ掲載されるとは限りません。GoogleのSitemaps FAQも、サイトマップがクロール、インデックス登録、順位を保証するものではないと説明しています。
公開前には、XMLを開いて構文エラーがないことを確認します。次に、ページURLと画像URLを一件ずつ開き、内容が対応しているかを見ます。送信件数だけを成果にせず、公開内容とXMLが一致している状態を保ちます。
まず、既存のXMLサイトマップから重要なページを一つ選んでください。そのページで内容を代表する画像を一つ決め、ページURLと画像URLの組を確認してから、画像用名前空間と二つの要素を追加します。
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