OrganizationのsameAsには公式に管理するsocial profileのURLだけを指定する
公開日: 執筆:佐藤
会社の公式social profileをGoogleへ伝えるなら、公式サイトのOrganizationへsameAsを追加します。指定するのは、その会社を紹介する第三者のページではなく、会社が公式に管理するprofileのURLです。
markupを置くだけで終わらせず、同じページから利用者もprofileを確認できるようにします。accountの管理者、login情報の保管、URL変更時の更新担当も決めてください。
OrganizationとPersonは対象で使い分ける
会社や団体のprofileを示す場合はOrganization、個人のprofileを示す場合はPersonを使います。会社の記事を担当者が書いているからといって、会社のsocial profileを担当者個人のPersonへまとめません。
| 対象 | schema.orgのtype | sameAsへ入れるURL |
|---|---|---|
| 会社または団体 | Organization |
会社または団体の公式profile |
| 個人 | Person |
その個人の公式profile |
会社名と個人名が同じprofile名に含まれる場合も、誰が発信主体かで決めます。会社の問い合わせ、告知、製品情報を発信するaccountなら、会社の管理記録とOrganizationへ結び付けます。
sameAsには公式profileのURLを指定する
Google Developersのsocial profileに関する説明では、公式サイト上の構造化データから、希望するsocial profileを示す方法を案内しています。OrganizationまたはPersonへ、公式サイトを示すurlと、公式social profileを示すsameAsを入れます。
次は会社用JSON-LDの説明用仮例です。profile URLは公開前に実在する公式URLへ置き換えます。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "Example Company",
"url": "https://www.example.com/",
"sameAs": [
"https://www.facebook.com/your-profile",
"https://twitter.com/your-profile"
]
}
</script>
urlには会社の公式サイト、sameAsには会社の公式profileを指定します。検索結果、比較site、取引先の紹介pageなど、会社について書かれたpageを一括して入れるpropertyではありません。
Googleが対応profileとして挙げているのは、Facebook、Twitter、Google+、Instagram、YouTube、LinkedIn、Myspaceです。ほかのprofileも指定できますが、検索結果への表示対象には含まれないと案内されています。
profileは同じpageから利用者も確認できるようにする
構造化データへ入れたprofileは、同じpageで利用者が見つけられるprofileと対応させます。JSON-LDだけに古いaccountを残し、画面には別のaccountを載せる状態を避けてください。
実装前に、profileごとに次を確認します。
| 確認項目 | 判断する内容 |
|---|---|
| 発信主体 | 会社か個人か |
| URL | login後の管理画面ではなく公開profileか |
| 所有 | 会社が管理権限を持つか |
| 画面表示 | 公式siteから利用者がprofileを確認できるか |
| 継続 | 担当者が替わっても更新できるか |
profile名が会社名と似ているだけでは、公式accountと判断できません。社内で管理者を確認できず、停止もURL変更もできないaccountは、所有の問題を解決してから公式profileとして扱います。
robots.txtと構造化データのerrorを確認する
Googleがsocial profileの構造化データを処理するには、markupを置いたpageをGooglebotが取得できる必要があります。公式siteのpageをrobots.txtで遮断していないか確認します。
Googleの構造化データ更新に関する発表では、social profile linksを含む用途へJSON-LD対応が広がったことと、構造化データ テストツールがJSON-LDのsyntax、item、HTML上の問題箇所を確認できることを説明しています。
公開前後の確認順は次のとおりです。
- official siteのpageへ
OrganizationまたはPersonを出力する urlとsameAsを実際に開き、発信主体を確認する- page上のlinkと
sameAsを照合する - robots.txtでGooglebotを遮断していないか確認する
- 構造化データ テストツールでitemとerrorを確認する
テストに通ることと、Knowledge panelへprofileが表示されることは別です。Googleは指定されたprofileをalgorithmで処理し、検索に関連するものを選びます。検証済みprofileを扱うserviceでは、検証済みのprofileだけが表示対象です。
URL変更とaccount引継ぎを同じ記録で管理する
profile名やURLを変更したら、画面上のlinkとsameAsを同時に直します。退職した担当者だけがloginできるaccountを残すと、markupが正しくても会社はprofileを更新できません。
管理記録には、公開URL、service名、管理責任者、復旧用の連絡先、公式siteの出力箇所を残します。制作会社へJSON-LDの実装を依頼しても、どのaccountを公式と認めるか、誰へ権限を引き継ぐかは会社側で決めます。
Googleは、markupがなくても公開情報からsocial profileを見つける場合があると説明しています。sameAsからURLを消しただけで、検索結果から必ず消えるとは限りません。表示したくないaccountがある場合は、そのaccountの公開状態と所有者も別に確認してください。
最初の一手は、会社が使っているsocial profileを一つ選び、公開URL、現在の管理者、公式site上のlinkを横に並べることです。三つを確認できたprofileだけをsameAsへ入れてください。
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