• Content Keywords終了後はSearch Analytics、取得結果、本文を分けて確認する

Content Keywords終了後はSearch Analytics、取得結果、本文を分けて確認する

公開日: 執筆:佐藤

Content Keywordsが終了しても、検索結果に出た検索語、Googlebotが取得した結果、ページ本文は別に確認します。Content Keywordsの一覧は、検索順位を示すものでも、読者が何を求めて検索したかを示すものでもありませんでした。画面がなくなったからといって、本文を見ずに検索語だけを増やす理由にはなりません。

Googleは11月29日、Search ConsoleのContent Keywordsを終了すると案内しました。個別ページをGooglebotが取得できるかはFetch as Googleで確認でき、検索結果でサイトが表示された検索語はSearch Analyticsで確認できます。ページ上の言葉は、利用者とGoogleがページの内容を理解するために引き続き重要です。三つを同じものとして扱わず、知りたいことから確認する場所を選びます。

Content Keywordsの一覧でよく見えた語と、Search Analyticsで表示された語は、同じ問いに答えるものではありません。前者はsite内で扱われる言葉を見る手がかりであり、後者は検索結果でpageが表示された入口を見る手がかりです。どちらも、利用者がpageを読んだ理由や、pageが十分に答えているかを単独で示すものではありません。画面の名前が変わったからといって、検索語だけを追う仕事に変わるわけではありません。

検索語が少ない場合も、すぐに本文へ単語を足す理由にはなりません。新しいpageでまだ表示回数が少ない、対象の地域や商品が限られている、検索する人が別の言葉を使っているといった理由があります。先にpageの主題と、読者へ伝えるべき条件を確認します。主題と関係のない語を増やせば、どの問いへ答えるpageかがかえって分かりにくくなります。

調べたいことから画面を選ぶ

調べたいこと 確認する場所 先に決めないこと
Googlebotがページを取得できるか Fetch as Google 取得できれば内容も十分だという判断
検索結果で使われた検索語 Search Analytics その語が本文の主題だという判断
ページが何を説明しているか 実際の本文、タイトル、見出し 語を足せば主題が変わるという判断

まず、Fetch as Googleで取得できることは、検索用クローラがそのページへ届くかを確認する材料です。本文が読者の疑問へ十分に答えているかは、別に本文を読んで決めます。Search Analyticsの検索語は、検索結果に表示された入口を知る材料です。その語をページの主題だと決める材料ではありません。

Fetch as Googleで取得できない場合は、検索語の前に取得の問題を確認します。URLが違う、robots.txtが必要なpageや資源を妨げている、JavaScriptやCSSを取得できないといった原因があれば、本文を替えてもGooglebotが同じ状態で読めるとは限りません。取得できた場合でも、最初のURLで主な本文が読めるか、個別pageを直接開いたときに内容が出るかを別に確認します。

Search Analyticsを見るときは、語だけを取り出して判断しません。どのpageで表示されたか、表示回数とclickの関係はどうか、そのpageを開いた人へ何を案内しているかを並べます。同じ語が複数pageで見つかる場合は、どのpageを主な答えにするかを決めます。似たpageを増やして同じ問いへ答えるより、主なpageの説明と内部linkを整える方が、読む人も次に進みやすくなります。

説明用の仮例として、サービス案内ページが「ホームページ制作」で検索され、Search Analyticsに関連する検索語が出ている場合を考えます。検索語を見たら、ページの最初で対応範囲、対象者、条件を説明できているかを読みます。説明が足りなければ、単語を繰り返すのでなく、読者が判断に必要な内容を足します。

反対に、検索語とページの内容が大きくずれているなら、検索語だけを正解として扱えません。タイトル、見出し、本文、内部リンクのどこがその語を招いているかを確認し、サイトとして答えるべき問いと合うかを決めます。答えない問いなら、その語を増やすよりも、ページの焦点を保つ方が先です。

説明用の仮例で、会社案内pageが「ホームページ制作」で表示されている場合を考えます。会社案内が制作の条件、相談の範囲、連絡先を説明しているなら、その語で表示される理由を確認できます。しかし、実際には所在地だけしか書いていないなら、検索した人が期待する内容とpageが合っていないかもしれません。検索語を増やす前に、会社案内へ制作の説明を足すのか、制作サービスのpageを別に作りlinkするのかを決めます。

検索語とpageの意図が合っている場合にも、語の反復を目的にしません。最初に結論を置き、対象者、条件、手順、例外を説明する中で必要な言葉を使います。利用者が読み終えたときに、依頼できる範囲や次の行動が分かるなら、pageの主題は伝わります。語を不自然に並べて主題を強めようとすると、文の意味が薄くなります。

検索語から先に変える場所を決める

検索語を一つ選んだら、次の順で確認します。

  1. Search Analyticsで、その語がどのページの入口になっているかを確認する。
  2. Fetch as Googleで、そのページをGooglebotが取得できるかを確認する。
  3. 実際の本文、タイトル、見出しを読み、検索する人の疑問へ答えているかを確認する。
  4. 本文が不足しているのか、別の検索語を招いているのか、取得に問題があるのかを分けてから直す。

Googleは、ページ上の言葉が利用者とGoogleの両方に内容を理解させると説明しています。これは、目標語を非表示で並べたり、同じ語を不自然に反復したりする勧めではありません。ページごとに何へ答えるのかを決め、必要な語をその説明の中で使います。

本文を直すときは、検索語に合わせてpageの対象を広げすぎないようにします。資料請求のpageへ採用、修理、料金、地域の情報をすべて足せば、一見多くの語へ答えているように見えます。しかし、読者がどの案内を読めばよいか分からず、問い合わせの内容もばらつきます。答える問いが違うならpageを分け、主なpageから関連するpageへlinkします。page数を増やすことより、各pageの結論を一つに保つことを優先します。

変更したあとは、直したpage、直した理由、確認した検索語、再びFetch as Googleで見た結果を残します。検索語を見て本文を直したのか、取得の問題を直したのか、titleだけを直したのかが分からなければ、後で表示やclickが変わっても理由を読めません。検索語、取得、本文を別に扱う記録は、数字を増やすためでなく、次に直す場所を誤らないために残します。

Search Analyticsは、実際に表示された検索語を見つける入口です。本文を読む作業は、その検索語へページが答えているかを確かめる作業です。この二つを一緒にしないことで、数字を見てから直す場所を選べます。

最初の一手は、Search Analyticsで検索語を一つ選び、その検索から来た人が最初に読むページを開くことです。ページの結論と検索語の意図が合わなければ、どちらを直すかを決めてから変更します。

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