• ホームページのお知らせは更新したことを並べず読者の行動が変わる情報だけを出す

ホームページのお知らせは更新したことを並べず読者の行動が変わる情報だけを出す

公開日: 執筆:佐藤

ホームページのお知らせは、siteを更新した記録を並べる欄ではありません。営業時間、休業、申込み条件、料金、提供するservice、採用、連絡方法のように、読者が次に取る行動を変える情報を出す場所です。「ページを更新しました」「デザインを替えました」だけでは、読者が読む理由になりません。

お知らせを増やすことと、siteが活発に見えることも別です。関係のない短い投稿が積み重なると、本当に読んでほしい休業や条件変更が埋もれます。投稿数を目標にせず、読者への案内が変わるときだけ出します。出さない判断も、お知らせの運用に含まれます。

読者の行動が変わるかで投稿を選ぶ

お知らせに出すべきかを決める最初の質問は、「この情報を知らない読者は、困るか」です。夏季休業で電話に出られない、受付時間が変わる、申込みを一時停止する、料金表を改定する、開催日を追加するなら、読者の行動が変わります。titleと本文で、いつから何が変わるか、読者は何をすればよいかを示します。

説明用の仮例として、8月13日から16日まで電話受付を止め、formは受け付ける場合を考えます。「夏季休業のお知らせ」だけでは、電話とformのどちらが使えるか分かりません。「8月13日から16日は電話受付を休止し、formは17日以降に返信します」と書けば、読者は連絡方法と返答時期を選べます。お知らせの本文は、会社の挨拶より先に利用条件を伝えます。

一方で、管理画面のpluginを更新した、画像を圧縮した、社内でmeetingをしたといった作業は、読者の利用条件を変えない限り、お知らせに出す理由が薄いものです。安全性に関わる大きな事態やservice停止のように、読者へ必要な案内がある場合は別です。内部の作業記録と、公開するお知らせを同じ投稿欄で扱いません。

titleだけで用件が分かるようにする

お知らせの一覧では、本文を開く前にtitleと公開日だけを見る人がいます。「重要なお知らせ」「お知らせ」といったtitleでは、何に関係する情報か分かりません。休業、料金、受付、開催、採用、service名など、読者が自分に関係するか判断できる言葉をtitleへ入れます。

たとえば、価格を変える場合は「料金改定のお知らせ」だけでなく、対象serviceと適用日を本文の冒頭で示します。対象外のserviceがあるなら、同じpageに明記します。採用を始める場合は、募集職種、受付方法、締切が決まっているかを示します。titleを短くするために条件を隠すのでなく、一覧で分かる用件と本文で確認できる条件を分けます。

公開日も内容の一部です。未来のイベントなら開催日、休業なら開始日と終了日、価格変更なら適用日を本文に書きます。WordPressの公開日だけを読者が適用日だと受け取るとは限りません。投稿した日、実際に条件が変わる日、古い案内を外す日を別に管理します。

終わったお知らせを消すか残すかを決める

お知らせには期限があります。受付停止の告知を終了後も一覧の上に残すと、読者はまだ申し込めないと考えるかもしれません。反対に、価格改定や長期休業の案内をすぐ消すと、過去の条件を確認したい人が困る場合があります。投稿を残すか、非公開にするか、本文へ終了を追記するかを、内容ごとに決めます。

一時的なイベントや募集は、終了後に「終了しました」と分かるようにするか、一覧から外すかを決めます。終了したことを本文へ追記する場合も、最初の案内と新しい条件が混ざらないようにします。再開した募集を過去の記事へ継ぎ足すより、新しい条件の投稿を出した方が、読者はいつの案内かを判断しやすいことがあります。

料金、service内容、営業時間のように現在のpageで管理すべき情報は、お知らせだけに置きません。お知らせは変更を知らせる入口であり、現在の正本は料金pageやサービスpageです。お知らせを読まなかった人にも現行の条件が伝わるように、変更と現在の案内を同時に直します。

WordPressでは投稿の分類と公開前の確認を分ける

WordPressでお知らせを投稿として運用するなら、categoryやtagを増やす前に、読者が一覧で何を探すかを決めます。休業、採用、service更新のようにまとまった種類がある場合だけ、意味のある分類を置きます。投稿のたびに細かいtagを作れば、空に近い一覧pageが増え、読者は探しにくくなります。

公開前には、title、本文、対象となる期間、link先、公開日、終了後の扱いを一枚に残します。担当者が変わっても、何を知らせたか、何日に外すか、どの現在pageを直したかを追えます。WordPressの予約投稿を使う場合は、siteの時刻と実際に公開したい時刻を確認します。休業の開始後に告知が出るようでは、読者への案内になりません。

公開後には、一覧pageと個別投稿をloginしていない状態で開きます。titleが途中で切れていないか、本文のlink先が開くか、スマートフォンで日付と条件が読めるか、古いお知らせが上に残っていないかを見ます。お知らせを書く人とsiteを更新する人が別なら、確認するURLと終了日を共有します。

最初の一手は、次に出そうとしているお知らせを一つ選び、「読者の何が変わるか」を一文で書くことです。その一文が書けないなら、内部記録に残す作業か、現在pageを直す作業かを考え直します。更新を知らせるためでなく、読者が迷わず行動できるために投稿します。公開後に電話やformへ同じ質問が続くなら、読者が見落としたのか、titleや本文に条件が書かれていないのかを確認し、現在の案内を直します。

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